2019年9月26日木曜日

検閲ではない曽我部

曽我部氏であれば事実関係を確認せずにうっかり百田氏の講演会中止と同列に並べてコメントできるほどに嬉々として不注意を行う方なので、この件に関しても専門性を遺憾なく発揮して「検閲ではない」と結論づけてくださるのではないか。憲法学にはこういうデタラメな奴しかおらん筈はないだろうに、他の人がハリセンを持って出てきてこいつの頭を張るといった事態にもならなさそうだ。

これは弁護士ドットコムの表現の不自由展についての記事で彼がなしたコメントついての話です。彼のコメント「(保守派の)百田尚樹氏の講演会中止」について、市民が脅迫して中止に追い込んだ事実は存在しなかったので事実に基づかないものであった以上、「リベラル派の市民も似たようなことをしてきた点に注意すべき」などという凡百の冷笑家がとる陳腐な「どっちもどっち論」に根拠はなくなったのだから当該議論全体の記述を記事から削除するしかない筈なのだが、依然として残っているのはまあコメント主である曽我部氏のイデオロギーが色濃く反映されているためと見てよい。

こんなに確認が杜撰な上に当該議論を削除しないのは、デマであっても構わないから左翼(等)への攻撃材料が欲しいという未必の故意に近い悪意を自ら認めていることになるわけです。語るに落ちるとはまさにこのことだ。なお、イデオロギーにまみれた活動家である彼の擁護を一応しておくと、彼と弁護士ドットコムは8月7日時点で「(保守派の)百田尚樹氏の講演会中止」を削除しているそうだが、一旦出た言葉が物理的に削除できるなんてわけはねえですわね。

俺にとっては、もはや安保法制時の百地章や有機アミン説の清浦雷作と同じ位置づけになりそうだ。

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