- 電子政府の総合窓口に行きます。
- 「各独立行政法人等の法人文書ファイル管理簿」というページで大学入試センターの請求手続に関する「情報公開」というリンクをクリックします。
403 Forbiddenおおかた、情報公開請求の手続で過去問を要求する奴らが結構な数いたのかもしれん、それ自体は正当な要求であるから。それどころか最初から大学入試センターが全ての試験問題をウェブサイトにて予めPDFで公開して当然なわけです。そこへ来て最新3年分というこのフザケ振りには、うっかりミスなどではない並々ならぬ覚悟を感じる。しかも情報公開請求手続のページだけアクセス禁止にするのだから奴らは本気である。404 エラーではないのでページ自体は存在するわけである。ページは存在するが見せられない事情があるそうだ。プレスリリースにもこのページだけが閲覧できない理由とその復旧予定についての言及は一切ない。とすればその理由は何か。
リクエストされたページは閲覧が許可されていません。
というわけで、どう見ても組織的なサボタージュにしか見えないので腸が煮えるわけである。こういうの聞いてくれそうなのはBuzzFeedぐらいしかなさそうだし、それにしたって筆頭がアレじゃあな(日本版の話)。ハフポスト日本版には産経と同じぐらいに不可能だろう、というのも行政を監視するという発想がハナからないスタッフばかりの様子だからである。戦う気のないメディアはさっさと潰れておけよ。
思うに、仮にこの403エラーにした目的が「過去問非公開のための水際作戦」だったとした場合、おそらく審査基準上は公開できるということなのかもしれない。でも公開したくないので請求手続のページを隠した、というところか。まさかそんな馬鹿な話があるわけないと思うのですが、デタラメが罷り通る本邦の行政組織においてはなんだってできるわけです。嘘だってつけるし8億円だって値引きできる。
まあそれにしても、受験者が毎年50万人いるわけだから過去問の需要は当然にあるわけだが、誰も文句を言わなかったとは思えないので全て黙殺してきたわけだ。本邦の行政組織ったらほんとにこんな悪質なのばかりじゃないですか。