間違える奴は何度でも間違えるな。イデオロギーを優先したためにロジックに欠陥のある議論を振り回す自覚のないものは間抜けと呼んで差し支えない。ここで言うイデオロギーとは広く反人権イデオロギーというぐらいの意味で取っておいて構わない。311の時におかしなバイアスのかかったスライドを翻訳してしまった間違いについては、今となっては予防原則を知らないし思いつくこともない間抜けだったと評価できるだろう。そして2度の大災厄で2度間違えた。もはやこの間抜けにつける薬はないようだ。
PCR 検査をやれって言っている多くの人はやれば解決と言っているのではなく、解決のために検査が要ると言っている。この違いは必要条件と十分条件の違いで、この高名な物理学者はその高校数学程度のロジックも忘れてしまった低能か、または意図的に藁人形論法を駆使して、誰も主張していない命題を論破して悦に入っているかのどちらかである。どちらにしても度し難い馬鹿だしこいつも電灯行きだ。念のため図解しておくと\[\text{検査体制が整う}\Longrightarrow\text{公衆衛生上の緊急事態の解決}\]ではなく\[\text{検査体制が整う}\Longleftarrow\text{公衆衛生上の緊急事態の解決}\]ということだ。ふたたび、これを日本語に直しておくと、「『検査体制が整う』ことは『公衆衛生上の緊急事態の解決』のための必要条件」であり、「『公衆衛生上の緊急事態の解決』は『検査体制が整う』ための十分条件」である。
この記事の筆者である渋谷健司も極めて穏当な話しか書いていない。検査に関しては「いつでも誰でも何度でも」であるべきだと思うし、実際そうしている国や地域も存在するのだが、そこまでの主張でもない(「低リスクの人は自己負担」どまりだ)。緊縮脳イデオロギーにも受け入れられやすい妥協(または本人が緊縮脳)をしているのだろうが、いずれにせよ
「検査体制ができたら全て解決」と言うような締まりのない話は専門家だけあって
一切していない。「検査インフラ」とは問題解決の前提を指す。
(※2021/08/28追記)まあ渋谷氏にしても緊縮に親和的な発想だからこそ去年10月5日の京大シンポジウムで「心の温かい人」などとトリアージが大好きな8割メンゲレおじさんの人格を「保証」してしまったのではないか。
(※追記終わり)
「PCR陰性で安心しちゃダメ」とは完全に科学の領域をはみ出した、信仰についての強要であるという自覚のない研究者は本当にヤバい。これは語の正しい意味でマッドサイエンティストと呼ばねばなるまい。
2021/01/23追記
そうでなくても、最近10年間に起きた二度の大災害で2度致命的な判断の誤りを犯しているという現実に鑑みて社会に対して提言するだけの能力と誠実さを持たないのだろう。大人しく本業だけに留めておけばよいものを。
2020/12/11追記
ほら、こいつも同種の低能だ。
ほらこのオタ小児科医とかいう低能も同じだ。こちらの低能に足りない能力は論理的思考というよりも数学的思考力と言えそうだし、兵站についての常識とも言えそうだ。防疫は総力戦だし前線に必要なのは圧倒的な補給だという発想がないのは、要するにこいつが貧乏性だってだけの話なので。
2021/01/15追記
「知識が古い」のは誰だったんだろうな?