2018年12月29日土曜日

備忘のためのメモ

再受験しようと思っている。このまま無駄に生きていても未来は開けない。

現時点で年齢によらず仕事できそうなのはもはや医師と弁護士ぐらいしかないだろう (実際にそうかどうかはともかく)といった現状を踏まえた上でもなお、俺がやるべき分野は計算機科学または数学しかないと思っている(高1種免許取得が依然として念頭にあるため)。 俺は医師にも弁護士にもならないしなれない。 親類には医者がいるが彼女も再受験の末に医学部の合格を掴み取った。それはほんとうに凄いのだけど、俺がそれを真似することはおそらくない。 本邦で再受験する価値があるのは実際それらだけかもしれんとしても、 しかしながら、短期的な打算だけから(彼女がそうだと言ってるのではない、念の為)勉強したいわけでもない分野を勉強するモチベーションを維持することは俺にはできない。

学位が取れても取れなくてもいずれ死ぬだけかもしれない。俺は5年前に修士を「新卒」で修了した時点で既に中年であったという特殊な状況であったし、もはや父親は後期高齢者である。学部からやりなおして学位が最短9年で取れたとしてもおそらくそれまでには親のすくなくとも片方が死んでいる予定である。学位を取れたところでその時点で高齢ポスドクの誕生である、年齢差別の世界にようこそ。そもそも学部が入学できない可能性だってけっして低くはないどころか高い。要するに学力の要素を含め、殆どの要素ほぼ詰んでいるわけである。短期的には学費よりはそちらの心配が大きい。

まあでも死んだとしても、子供がいるわけでもないし責任を負う相手がいないのは幸いである。どこで飯を食うアテもなくなった場合には、のたれ死んでしまうしかないだろう。俺がもしいよいよのたれ死んでしまうとなった時には生活保護をもらうなどして、大学院重点化政策などといったふざけた政策を導入した文科省を呪いながら余生を送るつもりである。

父親はどうしようもない差別主義者(『ユダヤ人と日本人』を愛読し、中国関連のニュースを見るたびにテレビに向かって悪態をつく男と言えば話は早いだろうか)なので彼に苦労をかけることについては特に後ろ暗い気持ちはない。しかしここへ来て俺は母親に愛されていたのだと気づいた。母親に恩返しをしたいのだが、俺が生きている限りそれは実現できそうにない。俺がまだ人生に絶望していないうちに恩返しをしたい。ただそれだけが心残りである。
『オーバードクター』とか『学歴難民』といった Wikipedia 記事を見るわけだが、こういった記事の出典がロクにないまま文科省への怨嗟の念が縷々綴られるのを見ると問題の根は深そうだわね。当事者が書いてるのなら普通もっとマトモな体裁になるわけでしょう?それが独自研究程度の記述にしかならないって、当事者が論文執筆能力を持たないと言っているようなものじゃないか (おそらくそうではないのだろうが)。それに似た記事が多く作られるのもよくわからんわな。どちらかと言うと『日本における(大学院重点化|ポスドク一万人支援計画)政策の失敗』というような題の記事 (またはセクション) でまとめるべき話なわけだろう。いずれにせよ Wikipedia 日本版がそういった研究の集積をする場になっていないという有様なのは受ける。

2018年12月28日金曜日

読めない

OBW5 の Sense and Sensibility が超絶読みにくい件を多読の人は把握してるんだろうか。まあしかしこれが俺に読めないとなると多読メソッドは死んだも同然だよな。同じレベルなのにほかの作品とくらべて異様な速度の開きがあるわけだから。

メモ:嘘つきかもしれない例

※2019-1-8追加 早野龍五の捏造を擁護して回る菊池誠、という現象を記録しておこう。菊池誠や早野龍五が将来「有毒アミン説」の清浦雷作や「腐敗アミン説」の戸木田菊次と同じ箱に入るのかと思うと感無量だな。

2018年12月27日木曜日

「繰り返し読書は禁止」への批判

『快読100万語』で「繰り返し読むのはリーズナブルな回数にしておけ」という話、どうにも非論理的で困る。
  • 各レベルののべ読書冊数を制限しろ
  • しかしWPMはその回数内で150以上にしろ
なんてのは両立できるわけがないわけです。たしかに、
  • 繰り返し読むと happy reading にならない(のでできるだけ繰り返しは避けたい)
 という点は真理を衝いてるだろうとは思う。モチベーションは大切だからな。しかし
  • 150WPMになるまで同じレベルに止まるためには、1冊1回では冊数が到底足りない
というのは経験的に明らかなので、このままでは非論理性の壁を越えられずに死ぬ。ここからどうやってそこそこ整合的な解決策を与えるかという話になる。そこで俺が考えたのは
  • 繰り返し回数を減らすために冊数の多いシリーズを揃える
  • ひたすら繰り返し読んで、そのシリーズだけ150-200 WPMになったら上へ行く
というのが穏当だろう。とすると、 Oxford Bookworms Library (2008年) のシリーズか、 2010年代までの Penguin Readers (Pearson Readersになってからだいぶ減らされた様子)かしか選択肢はほぼないんではないか。

2018年12月26日水曜日

Sense and Sensibility が滅法読みにくい話

ERF コードで言うところの OBW5 (Oxford Bookworms Library Stage 5) の話ですが、 Sense and Sensibility が超絶読みにくくて諦めました。 古典だからとリトールド版にも気合い入れて気取ってるのかしらんが、同じ OBW5 の Heat and Dust もここまでは酷くなかった、やはり酷かったのですが。ゼーンオーステンの話については Stage 4 でも読んだことがないので、いちど下のレベルに戻って Emma とか Persuasion とかを読んでみようかしらね。しかしこの同じレベルの中での読み易さの違いというのはどこから生まれるのか?

似たような感想を持つ人がいた:
Retoldされても随所に文学的表現が駆使され正直読み難い。読み飛ばすのではなく、じっくり読み込む用か?

2018年12月25日火曜日

awkスクリプトで多読記録を支援する話

多読記録をつけるための Logger for extensive reading v0.1 を作った。それだけだと機能としてはおそらく『読書記録手帳』(使ったことないけど)と同類だが、スクリプトなのでそこはいろいろ計算してくれたりする (累積語数とか読書速度とか) 。なので、 Excel で記録をつけるよりはマシかもしれない、という程度には有用だと思う。 ターミナル上で使うものだが、ターミナルで必須の手順の多く (grep, cat やリダイレクション) を使わずに済ませられるのが利点ではある。ターミナルを使う人はこれらを使える人が殆どだろうしあまり需要はなさそうだけど。ERF グレーデッド・リーダー・リストを流用しているので ERF にこの存在を知らせたいのであるが、果たしてそれは必要だろうか?

2018年12月23日日曜日

メモ:間違える奴は何度でも間違う(木下ちがや編)

こたつぬこ(木下ちがや)氏が反歴史修正主義を「くだらない」としているとは知らなかったのでオドロキだが、「野田佳彦程度でガタガタ言うな(大意)」と実際そんなところらしい。歴史修正主義を容認するそうである。判断の基準が「人権」にない間抜けは何度でも間違うわけです、というわけでここに記録しておく。後世の進歩派は他山の石として役立ててほしい。

メモ:万に一つの確率で革命があったら

2018年12月21日金曜日

メモ:OS再インストール

How to download old Mac OS X versions

Here's how to get High Sierra, Sierra, El Capitan, Yosemite, Mavericks, Mountain Lion, Lion and Snow Leopard, and what to do if you have installed Mojave - which removes the ability to download older macOS versions!

MacBook Pro バッテリ駆動時間調査の顛末 (2017)

消費者の点から雑誌が調査するというのがまあすごいわね。結果としてアップルにパッチを当てさせるところまでこぎつけたわけだ。そしてそのあと雑誌としての当初の見解を撤回して訂正したというのがジャーナリズムというかすごい。あと1回の充電で稼働時間15.75時間を下回るものはなかったとかもまあすごいけど製品の凄さはまあこの際どうでもいいです。

Consumer Reports now recommends Apple’s new MacBook Pro after software update

The 13-inch model supposedly got 18.75 hours on a charge

「専門家の評価」として秦郁彦を連れてくる記者はもっと批判されてよい

「専門家の評価」として秦郁彦を連れてくる記者はもっと批判されてよい。

2018年12月20日木曜日

一日の時間があるけど日数が足りない、という話をした。つまり一日にレベル5を1冊じゃなくて2冊以上読めばいいんじゃないの?というのは当然の理屈だな。そんなことで済むのか知らんがどうやって生きていこうな。

「巨人の肩の上に乗る」意思も能力もない順天堂は大学を名乗るな

しかし論文を引いてきて差別を正当化するというのは、科学的セクシズムというのかしらね?科学的レイシズム(だっけ)みたいに。 さいきんBBCのニュースは読んでなかったけど、記事リンクがパーマネントで残るところとかを見ても本邦の自称「公共放送」が流すweb記事とは格の違いがありすぎるな。放送原稿をそのままページにしてるのか知らんが製造物責任というものを(比喩的にでも)一度も考えたことがなさそうなNHKはもうWebも含めて見なくていいんじゃないの?頭が悪いだけでなく邪悪だって言ってるのですわね。

2018年12月18日火曜日

メモ:フランスで貧困層に対する「レイシズム」が違法化(2016年)

2018年12月17日月曜日

計算

計算がどうにもうまくできん。

メモ:今井尚哉

ここへ来て急に「今井首相秘書官」なる人物が出てきたわけですがまあスピンてわけでもなかろう、みんな知ってたみたいだし。というわけで安倍政権が終わったらこいつの罪も問えばいいよね。安倍昭恵もかねえ。

2018年12月16日日曜日

辺野古埋め立てを住民投票まで延期するよう米大統領に嘆願しよう

どうぞ。俺はサインした。日本語でここに書くのにどれだけ意味があるかは知らんがまあみんなも気合い入れてくれや。 しかし沖縄の新聞は被害当事者でもあるからこういう話題から逃れないとは思うけども、神奈川新聞は本土の地方紙でひとり(ふたり)頑張ってるのがえらいわね。東京新聞も地方紙なのか知らんが。

2018年12月15日土曜日

Oxford Bookworms Library Stage 5 で 79WPM が出てしまう

まあそういうことで。だからといって下げるレベルもないんです、もうBookwormsの下のレベルは文字通りの意味でほぼ「読み尽くした」ので。これは腹立つな、責任者出てこいよ。
まあ今さら多読というのは、俺にはこれはもう手遅れなのかもしれんな。成人の場合だと余計に時間がかかるのかもしれんが、それならそれでサンクコストとして打ち切ってしまうべき時期にさしかかっているのかもしれん。モチベーションがそろそろ死にそうである。楽しいと思っていたのだが読書自体が楽しくないとすると、もはややる動機が潰えてしまったのかもな。なにが「快読100万語」だ、「快読2000万語」の間違いじゃねえか。ふざけてるのか。

2018年12月14日金曜日

DOSBox-X 0.82.12 が出た

DOSBox-X 0.82.12 が出た。見出しは誤っているがバージョン自体は 0.82.12 で正しいらしい。なお、この版から Xak3 がFDイメージから起動しなくなったのを確認した。
Oxford Bookworms Library Stage 6 でさえ「高校用」として紹介されていることの凄さったらないな。俺が受けた教育が駄目だったのかは知らんが、少くとも俺は英語に関して駄目である。ほんとうに恥ずかしい。

2018年12月12日水曜日

いつまでたっても読めるようにならない

一日の進歩が微々たるもので大変に焦る。まあしょうがない、などと言ってられないぐらいに焦る。いつまでも読めるようにならないのが辛くてたまらない。SSS書評を見るとレビュワーに「4000万語通過」などとぬかす方がいて激しく敵意を燃やした。みんなができて俺にはどうしてできないのか感がなくもない。まあ俺の場合は明らかで、個人で貸出セットもなく読んでいるからだな。こういうときに本当に公共図書館のテイタラクを思い知るよね。
せっかく前原誠司を見込んで入れ知恵していたのに前原が突然自滅するのを目の当たりにされた井手英策先生は、今頃どうしてらっしゃるのでせうね。まあ前原なんぞに接触するようなのは人を見る目がまるでないか、または同じ属性の軍事オタクの類いだったんじゃないでしょうか。軍事オタクが悪いとは申しませんけれど。

国立大学の授業料を値上げする/した人間をギロチンで処刑しよう

俺思うんですが、経団連代表のごときマクロンをギロチンにかけようという表現が許されるのであれば、俺は本邦の公教育にOECD平均の半分しか支出しない閣僚や国会議員、それに文科官僚の首を切り落としたいわな。国立大学授業料が3.6万円(1975年)だったのを50万にし、更には80万にしようとし、適当な会議を経て素人の手で入試をでたらめにする文科省官僚と事務次官と文科大臣の首を切り落としたい。皆さんは処刑したくないですか?あとは、多浪や女子を差別する各大学の責任者も処刑するとよいのではないかな。罪名は「平等と公正に対する罪」である。まあこの罪名はたった今考えただけですが、基本的にこういった動きは全て身分制度を目指していると推認できるのでそんなに外れてはないと思う。外見的立憲君主制を規定する憲法は実質的意味の憲法なんかではなく、この立憲君主制の国においては犯罪(内乱罪)なわけですので、それを目指す動きも同様に有罪であるわけです。

2018年12月11日火曜日

メモ:「立憲民主党の生みの親」を僭称する歴史修正主義者にして差別主義者の小林よしのり陣営はなぜ立憲民主党と仲良くしたいのか

立憲民主党の生みの親を僭称しようがどうでもいいが、立憲民主党はこれまで小林よしのりの思想的プロフィール(または彼の活動歴)を知った上で仲良くしてきた様子があるので、俺としては仲良くするも喧嘩別れするも好きにしたらという印象です。まあ小林のスタッフ時浦兼というのも小林と同程度には狂信的な歴史修正主義者なので、彼が騒げば騒ぐほど立憲民主党とは仲が悪くなるのでそれはむしろ立憲民主党が掲げたい価値にとってよいことなのではないか、わたしは立憲民主党支持ではないが。ちなみに時浦某の知的程度ないし思想傾向を推し量る発言としては以下のサンプルを参照のこと:
いかがだろうか、このツイートだけで近代的な合理性を持たない人物であることは明らかであった。これを見ても明らかでない人はおそらく笠原十九司『南京事件』(1997)さえ読んだことがないので恥じてください。

まあこういう狂信者につきまとわれると勝てる戦も負けそうなので立憲民主党にはお気の毒である、わたしは立憲民主党支持ではないのでどう転がっても他人事でしかないが。私が立憲支持ではないのは当然で、枝野本人が元徴用工裁判の件で歴史修正主義なのか法的な次元での話なのか知らんが韓国の判決が「遺憾」だと言うてるので、いずれにせよこいつらに期待するだけ残念な話でしかないわけである。(もう一つ支持しない理由は未だに公務員削減だかの緊縮策を掲げているところですが、ここでは触れません)。枝野氏ってこれで弁護士出身なので、本邦の弁護士の人権感覚のなさ(主語が大きくて本当にすいません)をよく示すいい例なのではないか。せっかく敗戦で手に入れた弁護士自治を取り挙げられても仕方なさそうである。俺だけが死ぬのは理屈に合わないのでお前らも一緒に弾圧されておけ。

こういう記事をさも残念なトーンで書く記者は及川健二氏らしく、俺にとってはそのことが残念である。極右と立憲は仲良くすべきだ!みたいな愚かな話を書いてて頭が物理的に壊れていないのか心配ではあるが、こういう残念な記者だったとは知らなかった。

読めない。上達が許される残り時間はあと少し

1日1冊では上達が遅いのではないかと思う。どうしても1日2冊にしたいのだが、しかしそれを Oxford Bookworms Library Stage5 でやるのはどう足掻いても無理にしか思えない。1日の時間はあるが日数が足りない。

2018年12月10日月曜日

メモ:計算機プログラマ Grace Hopper

毎度手遅れになりそうになってからモチベーションが出るのがあれやな。しかし今回は今までとはとりわけ状況が悪くなっている。もはや誰も俺を助けてくれるものはいないのでまあいろいろとこれまでの人生が走馬灯のように云々。なぜもっとはやくに多読を始めなかったのか知らんが、現在レベル5なのだが今年度中にレベル6に辿りつくのは相当困難であろう。レベル6は『快読100万語』でのとりあえずの頂上である。今はモチベーションも湧いてくるし一日あたりの時間もあるが、日数が圧倒的に足りない。苦しい。多読村掲示板に報告したくあるが、どうにもならん。

2018年12月9日日曜日

マクロンをギロチンにかけよ

この話を見るとジレ・ジョーヌがやっていることは革命のやりなおしみたいな話なので、彼らがマクロンをギロチンにかけることができるとフランス革命の偉大さは倍増するでしょう。まあ彼らは左派ではないのかもしれんが、俺としては棍棒ごときの国家権力なんぞには負けてほしくないと思う。というかマクロンを引きずり出して処刑するぐらい気合い入れてやってくれないかと思っている。 まあなんつうか、「マクロン大統領のためのギロチン」といったやたら不穏当な表現を抗議として提示できるのがすごいわね。「安倍死ね」つったぐらいで従来の左翼がびびってしまう本邦とはえらい違いである。

2018年12月8日土曜日

メモ:今日は国会前抗議があった #勝手に決めるな #1206国会前抗議

最近 Twitter を離れているので抗議がどうなっているのか全くわからないが、今日は久しぶりに抗議予定を見かけた。冬でもみんながんばるのがえらいです。ここで穏当な抗議の限界を痛感する者もいるのかもしれないが、今後戦術をどうすればいいのかは知らん。警官にぶんなぐられてもニュースにはならないように掌握されている様だしな?俺は今後も参加することはほぼないでしょうが、だからといってこれを支持しないということはありません。がんばって民主化してほしい。

Oxford Bookworms Library Stage 5 で 180WPM が出る

Ghost Stories (Oxford Bookworms Library Stage 5) で 180 WPM を越えたのだが、これは (ほぼ) 1回目なので今ここでやめて Stage 6 に行く、というわけにもいかない。 まあでも半年前に「読書速度が上がらない」とベソかいてたのが夢のようではある。もちろん正確な値ではない可能性があるし1冊だけの結果を重視する予定もないので、いずれにせよしばらくは Stage 5 にとどまる予定である。とはいえこのレベルが2時間台で読めるようになるとは思っていなかった去年に比べれば大幅な進歩ではある。

メモ:内田聖子「水道事業に民間参入を促そうしているのは誰なのか。内閣府PFI推進室を巡る利権の構造」

つまり我々はやな、オリックスやら竹中平蔵やらが本邦のオリガルヒ(新興財閥)になる瞬間をこの20年間ずっと目撃し続けているわけだな。オリガルヒについては俺はナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』で知りました。

水道事業に民間参入を促そうしているのは誰なのか。内閣府PFI推進室を巡る利権の構造

2018.12.05
内田聖子

表現内容中立規制は表現内容規制ではないと実質的に主張するBuzzFeed日本版籏智記者の表現の自由についての粗末な認識を嗤う

どれだけ弁解しようが「描かれているメッセージの中身は関係がありません」なんて話は帰納的推論の前には無力だな、反例を1つでもあらかじめ入れておけば済んだだけの話を今更無駄、という話を籏智 広太記者は書くべきだった。「[内容から判断して]入管への抗議の一環と捉えていますが描かれているメッセージの中身(=内容)は関係なく反応しました」といった説明など、語るに落ちているとしか言い様のない韜晦をなぜ垂れ流すに留めるのか。「アカウントはそもそも個人で管理しているものではないため、組織内で内容を決めた」と言っているのだからこの反人権ぶりは組織的なものだ、とも言えるし、なぜそもそも「入管の意図」を問うのかという点も詰めの甘さが光る。籏智 広太記者はよくデマ退治の記事で見かけたのでもっとマシな記者だと思っていたのだが、結局は「相手が認めるまでは事実にはならない」タイプの方なんですねえ。「首相が嘘を認めないので野党は攻めあぐねている」といった判断をしてしまう新聞とか、「自白するまで勾留を延長してやる」と息巻く検察と同根の発想である。

そもそも、「落書きは器物損壊罪などに該当する犯罪で、それ自体は批判されるべき行為だ」という主張自体がそれほど自明なものでもないことは、立川テント村反戦ビラ事件を見ても明らかなわけです(表現内容規制の効果を持つ表現内容中立規制という話)。したがって籏智記者はビラを配った者は良心の囚人と認定されることに不満をお持ちだということでしょうか。どうです、これが我が国の誇る知性です。

東京入管、難民に関する落書きに「止めましょう」とツイート 批判の声も



メモ:「メルトダウンじゃないだす」から7年かけてとうとう振り切れたキクマコ氏

「メルトダウンじゃないだす」から7年かかってとうとう振り切れたのねという感じである(おしどりマコ氏の件で既に振り切れていたようにも思うが)。最初は可愛げのある(むしろ全然ない)ただの正常性バイアスだったのが、どんどんとこじらせてとうとう自分でもデマと事実の区別がつかなくなった御様子である。自分のついた嘘に中毒してどうするんだ、というのはよく見る話かもしれんがこれはそれっぽい。

2018年12月7日金曜日

香港の記事は旧字で広東語?

読めない。香港の記事だそうです。こういう(旧字ばかりで)画数が多くて超絶にわけのわからない言語を誰もが書いてるのかと思うと、まあやっぱ中国語文化圏はすげえなという感じある。ないか。

京都購物中心 鄰近祇園及八坂神社!! 四条河原町酒店合集

千年之都「京都」不僅擁有古老傳統的街景,亦能享受與傳統文化並存的現代文明,不少人都喜愛再三造訪京都,探索京都不同的面貌。要體驗京都各式的美麗樣貌,京都自由行的行程中一定少不了京都四条河原町。今次編輯部找來京都四条河原町六間酒店,由親民價的舒適旅館到高價星級酒店都一應俱全,供大家參考比較!

2018年12月4日火曜日

鴨が川の中でもぞもぞしている様が大変ほほえましい。生きているんだなあという当たり前の話ですが。

残業代請求ソフトは表計算ソフトの欠陥を継承するか

この『残業代請求の理論と実務』の著者が開発されたというソフトウェア「給与第一」はExcel上のプログラムなので、Excelなどの表計算ソフトがもともと持っている欠陥から悪影響を受けやすいわけです。悪影響とは先のリンクに掲げてありますが、挙げられた3点のうちとくに上の2点が重要です:
  • あらゆる専門的なソフトウェアは、幅広い多くのテストで動作確認されるべきです。仮にテストが行われなかったとしたら、各機能が計画したとおり動いているのかどうか、どうやって確認できますか?反面、表計算ソフトではテストは特に必要とされていません。
  • 表計算ソフト上でコードのレビューを行うことは困難です。コードは何ダースもの、さもなければ何百もの小さいセルに散らばって隠されています。もし あなたがコードを注意深くレビューできないのならば、そしてもし他の人がレビューするのも難しい状況ならば、どうやって信頼性を確保できますか?

Daniel Lemire. 大切な作業に表計算ソフトは使わないように(本当に!)
俺はかのソフトがテストをしていないと言っているわけではなくて、表計算ソフトで作る以上テストがやりにくいしコードのレビューもしにくいという話をしているわけです。 この問題を解決するには、「給与第一」のR言語またはFORTRAN言語に移植する必要があるということではないでしょうか。そこで俺は横着してawkで書けないかと思うのですが、まあ大変だし無理でしょうね。理由は以下のツイートから: それ以上に問題なのは、移植したところで誰も移植版に命を預けようとは思わないということです。まあ俺自身が計算規則を理解するためにはいいのかもしれんが、俺は実データを持っているわけではないのでテストもできんしな。

メモ:正鵠を射すぎてて草

Oxford Bookworms Collection が絶版の様子

Oxford Bookworms Collection がOUPのサイトから消えていた。おそらく絶版になったのであろう。レベル6の上が求められるわけだが、確かにアップデートが必要だと思うので何か代わりのものが出てくるんだろう。買わないかもしれないが楽しみである。

2018年12月3日月曜日

たかが暴動程度で「民主主義ではない」とは随分と敏感肌だな

メモ:内閣情報調査室がでたらめを流す話

メモ:高校生は社会の縮図

2018年12月2日日曜日

github ええな

git は今までも使っていたが github を使いはじめた。Microsoftに買収されてからというのがアーリーアダプターでない証しと言える。ただし糞みたいな出来なので人に見せる気がせず、ドキュメントは整備しつつあるがここにはリンクを載せない。
しかし侍女のオブライエンさんとかベイツ夫人(『ダウントンアビー』シーズン2)のわかりやすい悪辣ぶりが大変はらだたしくて、俳優本人に対する敵意と役に対するそれを混同してしまう方も多いのではなかろうか。

2018年12月1日土曜日

メモ:百田尚樹本の売り方が「幸福の科学」本と同様である件

"ラッダイト運動"担当大臣と人間コピー機

この話、サイバーセキュリティー担当大臣の桜田が「これまでPCを自分で使ったことがない」話と併せて報道されるべきだよね。

System error: Japan cybersecurity minister admits he has never used a computer - the Guardian

Yoshitaka Sakurada also seemed confused by the concept of a USB drive when asked in parliament

日本政府は天皇制の担い手にしてしかも朝敵

日本政府は天皇制の担い手にしてしかも同時に朝敵であり実体としてはただの全体主義者、という話のようです。しかしこれ、アタナシウス派だったかの「三位一体説」っぽくある(ないか)。要は天皇を神輿とか駒としてしか捉えていないというだけの話なんでしょうが。

菅官房長官 大嘗祭「公的予算から支出の方針維持」

菅官房長官は午後の記者会見で、「大嘗祭(だいじょうさい)の費用の在り方については、これまでも宮内庁から秋篠宮殿下にご説明はしていると承知しており、改めて何らかの対応をすることは考えていない」と述べ、大嘗祭の費用は、前例を踏襲し、皇室関連の公的な予算から支出する方針を維持する考えを示しました。

また菅官房長官は「いずれにしても、今回のご発言は、記者からの質問に対して、あくまでも殿下ご自身のお考えを述べられたもので、政府としてコメントすることは控えたい」と述べました。
私は天皇制どころか象徴天皇制も要りませんので、したがって来年の10連休も不要です。