俺はかのソフトがテストをしていないと言っているわけではなくて、表計算ソフトで作る以上テストがやりにくいしコードのレビューもしにくいという話をしているわけです。
- あらゆる専門的なソフトウェアは、幅広い多くのテストで動作確認されるべきです。仮にテストが行われなかったとしたら、各機能が計画したとおり動いているのかどうか、どうやって確認できますか?反面、表計算ソフトではテストは特に必要とされていません。
- 表計算ソフト上でコードのレビューを行うことは困難です。コードは何ダースもの、さもなければ何百もの小さいセルに散らばって隠されています。もし あなたがコードを注意深くレビューできないのならば、そしてもし他の人がレビューするのも難しい状況ならば、どうやって信頼性を確保できますか?
この問題を解決するには、「給与第一」のR言語またはFORTRAN言語に移植する必要があるということではないでしょうか。そこで俺は横着してawkで書けないかと思うのですが、まあ大変だし無理でしょうね。理由は以下のツイートから:地裁地下の本屋でさっそく購入。レジで店主から声をかけられ「この本、何かで話題になってるんですか?あるいは著者がお知り合いとか?出たばかりなのに、ものすごい売れてるんで…」と言ってましたよ、ナベテルせんせい!!渡辺輝人「残業代請求の理論と実務」旬報社 pic.twitter.com/3UravGY7j1— 弁護士 戸舘圭之 (@todateyoshiyuki) December 3, 2018
人はなぜ、「給与第一」のマニュアルを読む前に、プロテクト解除のパスワードを教えろ、というのだろうか。多分、9割以上の日本国民は、給与第一の計算式をみても理解できない程度には、複雑ですよ。
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) August 22, 2018
それ以上に問題なのは、移植したところで誰も移植版に命を預けようとは思わないということです。まあ俺自身が計算規則を理解するためにはいいのかもしれんが、俺は実データを持っているわけではないのでテストもできんしな。給与第一の計算式を理解するためには、エクセル中級+労基法上級の知識が必要である。
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) August 22, 2018
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