にもかかわらずソースコードは
.tar.gz
パッケージに一緒に入ってる (ドライバはsrc/mame/drivers/pc9801.cpp
) し、とくに明示しなくてもmake
すると一緒にビルドもされてしまう。さらに、動作可能ソフトリストにも既にいくらかのタイトルが登録されているようだし、それに対応ソフトを持っていればそれなりにはちゃんと動く様だ。起動するにあたっては、動作するかどうかに関わらず登録されているソフトについてはおそらくすべて各 ROM set 固有の名前が与えられてはいる (たとえばマイクロキャビン『幻影都市-Illusion city』だったら"illcity
")のでこれを用いる。ただし俺はその実体と関連づけるやりかたが現時点でわからんのでこの固有の名前を用いるやりかたでは起動できないが、そうでないやりかたとして既存のd88などのディスクイメージのパスを直接指定して起動することは可能。たとえば、mame64 pc9821 -flop1 $HOME/share/dosbox-x/fd/foo_disk1.d88
たしかに、公式 What's new では最新版0.197 に至るも、マシン自体のエミュレーションについて一切のアナウンスがないのもうなずける話で、現状はまだだいぶ不完全ではあるっぽい (俺が試したのは 0.196)。しかしながらマウスポインタの挙動とフルスクリーンについては
np2sdl2, xnp2, anex86
と調べてきた中で、Macの上で動くものではもっともマトモだったことに驚いた。動態保存ってのはこういうのを言うんですね、じゃっかん感動しました。追記(2018-5-20): マウスポインタの挙動とフルスクリーンがマトモなのは DOSBox-X もでした。どちらも蓄積があるからマトモなのは当然かもしれんが、このマトモさが本邦のソフトウェアにも欲しいわね。
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