2018年5月21日月曜日

メモ: 是枝裕和監督の新作映画『万引き家族』(2018)に関するインタビュー記事


是枝裕和監督の新作『万引き家族』に関するインタビュー記事[1]から一部を引用:
--主人公は社会のセーフティネットから疎外されている。

「日本は経済不況で階層間の両極化が進んだ。政府は貧困層を助ける代わりに失敗者として烙印を押し、貧困を個人の責任として処理している。映画の中の家族がその代表的な例だ」

--経済不況が日本をどのように変えたか。

「共同体文化が崩壊して家族が崩壊している。多様性を受け入れるほど成熟しておらず、ますます地域主義に傾倒していって、残ったのは国粋主義だけだった。日本が歴史を認めない根っこがここにある。アジア近隣諸国に申し訳ない気持ちだ。日本もドイツのように謝らなければならない。だが、同じ政権がずっと執権することによって私たちは多くの希望を失っている」
まっとうな芸術家がいたもんだ。しかもパルムドールを獲った [2]とは知らなんだ。まあ北野武みたいなクソネトウヨの類がこういう賞を取らなくてよかったよかった。 ああいうクソネトウヨが芸術面でも評価されちゃうと社会に間違ったメッセージを送ってしまいますからね。

References

  1. 血が混ざってこそ家族なのか、日本の家族は崩壊したが… [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] 2018年05月17日. 閲覧: 2018年5月21日.
  2. Cannes 2018: unfancied Japanese film Shoplifters takes Palme d'Or. The Observer. 19 May 2018. 閲覧: 2018年5月21日.

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