(※追記) 0.82.7 は最新版ではなく、最新版は依然として 0.82.6 のままだった。0.82.7 は次のマイナーバージョンアップの前のベータ版(?)ということだろう、WIPというのはそういうことだな。変更の内容から見て最新版が0.82.6なのはわかるんだけれども、いずれにせよ Mac 用に 0.82.7 をビルドする意味はほぼ(全く)ない。
前々回のパッチには間違いがあった のでなおした。
__APPLE__
または __MACH__
のどちらかなのではなくて、どちらも定義されてないとだめ、というのを他人の作品を見て理解した。上記のパッチをさしあたりここでは--- src/dos/drive_local.cpp.orig 2018-05-03 23:47:07.000000000 +0900 +++ src/dos/drive_local.cpp 2018-05-09 01:18:51.000000000 +0900 @@ -31,6 +31,9 @@ #include "inout.h" #ifndef WIN32 #include <utime.h> +# if defined(__APPLE__) && defined(__MACH__) +# include <sys/syslimits.h> +# endif #else #include <sys/utime.h> #include <sys/locking.h>
drive_local-OSXMountainLion.patch
となづけた。パッチの適用はいまいちやりかたがわかってないのであまり書きたくないのだけど、文脈上避けられない。あとは前回とほぼ同じだが、
/foo/local
の下で make
をやるとかってに /foo
を見にいくのかもしれんという気づきを得たので /usr/include
をインクルードするのをやめた。結果はおなじである。たぶんCPPFLAGSのX11のインクルードも不要だろう。解凍したソースコードのルートディレクトリで以下のように入力した:もちろんこれは私の環境のための備忘録なので、たとえば XQuartz や MacPorts が入ってない環境の人はこれとだいぶ違う$ ./autogen.sh $ patch -b -p5 < drive_local-OSXMountainLion.patch $ ./build-debug # 内部SDLのビルドだけ成功,本体のmakeは失敗 $ CC=gcc-mp-5 CXX=g++-mp-5 \ CPPFLAGS='-I/opt/local/include -I/opt/X11/include' \ ./configure --x-includes=/opt/X11/include --x-libraries=/opt/X11/lib \ --with-sdl-prefix=/usr/local/src/dosbox-x-dosbox-x-wip-20180506-1805/\ vs2015/sdl/linux-host/lib \ --prefix=$HOME $ make -j5 $ make install
./configure
になるでしょう。
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