英語圏ではビデオゲームの攻略を walkthrough として溜めておくのが普通らしい。たとえば GemeFAQs というサイトで, メガドライブ版(しかないけど) の 名作『ライトクルセイダー』の攻略はこちら。見ればわかるようにプレーンテキストで書き倒すのが流儀らしい。マップでもなんでもアスキーアートっぽくやっつけてしまうというところ、これはビデオゲームがPCと共に歩んできた経緯を反映しているんだろう。要はむこうではPCの裾野が広いってことよ。ラインエディタしかない時代でだったのか, それともたかがゲーム攻略を書くためにUnix上でviだかemacs使ってたのかは知らんが母語でPCを操作できるってのはそりゃ簡単だったろうな。
本邦でのビデオゲームは家庭用コンソール機が主だったから、ゲームのプレイヤーはむしろPCを持っていないほうが普通だったためにこうなったんだろう。PC-98もありながらWalkthroughという文化までは全然普及しませんでしたわね。現在も本邦は没落進行中なので、本邦においてPCはもはや希少価値となり、裾野の狭さは決定的となった感御座いますわね。何が第五世代コンピュータプロジェクトだ、何がAIだ。裾野の狭さを根本的に解決しないと常に絵に描いた餅で終わるんじゃねえの。知らんけど。
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