「同級生タイプ」というゲームの分類がどれだけ人口に膾炙してるのか知らんけども、Wikipediaの記事『猟奇の檻』についての記述は何にもとづいたものなのか。出典を書けよ(これ自体は妥当な指摘です。日本語の記事はこういうのが多すぎる)と思うと同時に、おそらくそんな話を学術の対象(でなくてもいいからそれなりにまじめな記事)として取り扱ったような話は日本語ではほとんどないんじゃないのかという気がしている。調べてないから知らんけども、じっさいCiNiiで「(18禁 or アダルト or 美少女) and ゲーム」ぐらいで調べてみても殆ど引っ掛からんわな。岡本慎平氏の「『アダルトゲーム』の成立と展開」というスライドがひとつ見つかった程度。
まあ自分らで作ったものを適切に評価できないまま結局捨ててしまうのは本邦の伝統なんで誰も気にしないんじゃないでしょうか(例えば、大阪の万博記念公園に建設構想があった「国立産業技術史博物館」に収蔵するため保管されたままになっていた江戸時代以降の産業資料2万数千点の大半が廃棄処分されたのが2009年でした。みんな忘れてたよね)。別にアダルトゲームにものすごい価値があるとは思いませんけど、作ってしまったコンテンツを保存なり記録なり評価なりしておこうという動きがなさすぎてあれ。エロゲーにやたら触手が出てくるのと、北斎の春画『蛸と海女』を見て連続性を感じないものはいないと思うので、そういうことに限らずまじめに考えて仕事したらええんとちゃうの。知らんけど
まあアダルトゲームのだめなところなら指摘できますけどね。女子高生が出てきすぎで、どう見ても児童ポルノです本当にありがとうございました。といったところとか。
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