2019年8月13日火曜日

表現の自由を理解しない無能が法科大学院教授を名乗れるのが本邦


表現の自由といった概念を毫も理解しない(またはできない)素人が法科大学院教授を名乗れるのが本邦だということを示すよいサンプルをご紹介する。堂々と人権侵害して当然のごとく裁判に負けた大阪市特別顧問であった彼のように、知識階級の人間がこれ程までに致命的な無能または病的な嘘つきで占められている(か知らんがこいつはそう)という点は、本邦が後進国であることのよい例証となりそうです。知らんけど。

彼の発言が糞である最大の理由は、「内容がかくかくだから開催すべきでない」としか言えてないところにある。この開催すべきでないらしい理由を根拠に規制すると表現内容規制となるわけです。こういう当然クリアすべきハードルさえどうにもできないというのは、もはや馬鹿なのか気狂いなのかのどちらかしかなさそうだ。

この素人理解をクソミソに貶す仕事が可能かつすべき義務を負うのは憲法学者を置いて他にない。能力を相互に評価し合わねばならない共同体の中で発生したゴミに引導を渡すのは共同体のメンバーしかおらんやろ。これができないのは威を借る狐の背後にある虎を見ているからだろうか。

(※8月14日追記: 憲法学者91人による声明が出たらしい。報道で要旨を見る限り憲法に一定程度理解のある俺からすれば当然の内容でしかない。だからおかしいのは河村市長とか菅官房長官の方だし、おかしいのは当エントリで俎上に乗せた野村修也中央大学法科大学院教授です。「おかしい」というのはもっと平たく言うと、馬鹿かキチガイだということである。)

もちろん彼は理解していないのではなく、理解した上でそういった価値を葬り去りたいと考えていて嘘をつく確信犯なんだろうということはたぶん間違いない。「押し付け憲法論」のような素人だましの与太話なんかより、こういう確信犯が法科大学院教授を名乗っている現状の方が余程恐ろしいわね。というか戦後憲法にとってはとっくにチェックメイトなんだろう。

いずれにせよ、これを突き詰めていった先にあるのは狂信者にとっての千年王国か知らんが同時に原爆も降ってくる世界だと学ばなかったんだろうか。知ってたとしても、党の覚えがめでたくなるための最適化しかできない短慮の持ち主を良識派とはもちろん知識人とさえ呼べんだろうな。まあそれは些末なことですが。

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