2019年11月2日土曜日

記述式が忖度力を生む、の意味不明さについて

記述式問題が思考力よりは忖度力を生むとして問題視するのはまあよくわからんわ。そうなのかもしれんが、現行試験でそれが存在しないとは思えないからな。例としてあるのが、数学では解答となる式とか値はもっともシンプルな表現で答えるとか(そんな指示は一切書かれていないのに)、物理だと「ゆっくり動かす」と加速度は0だとか、解釈が決まってる問題文に固有の表現というものがいろいろある。ああいうのって基本的にどれも忖度の延長線上にあるんじゃないの?とは思ってるし、現代文なんかでもそういうのがあると思っている。現状でも「出題者の意図を読む」は解答にあたって重要な視点だと指導されるし、ちなみにそれらの点は私低くないので、学力の低い観測者に特有のそのように受け止める傾向という現象ではなさそうだということはお伝えしておきます。

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