2018年6月4日月曜日

メモ: 病的な嘘つきの例としての櫻井よしこ

嘘をついてばれるのは小物には違いないが、放置しておくとこのように良貨を駆逐しだすわけですね。なのでやはり繰り返し嘘をつく痴れ者はただしく狂信者として記録しておく必要がある。で、かつ新聞社はこういう記事(に限らず)を半永久的にアクセスできるように残しておけ。ニューヨークタイムズを見ろよ、いまだに1938年当時の南京事件の報道が検索できるだろ。本邦の新聞社各社はこの点について恥を知るべきだと思う。

櫻井氏コラムで産経新聞が訂正 慰安婦問題 訴状めぐり

編集委員・北野隆一. 朝日新聞. 2018年6月4日22時28分. URL: https://www.asahi.com/articles/ASL6255X7L62UTIL00T.html

 産経新聞は4日付朝刊で、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が2014年3月3日付で寄稿したコラム「美しき勁(つよ)き国へ 真実ゆがめる朝日報道」に誤りがあったとして訂正記事を載せた。櫻井氏は、元朝日新聞記者の植村隆・韓国カトリック大客員教授が起こした民事訴訟の中で誤りを認め、訂正を約束していた。

 櫻井氏は14年のコラムで、植村氏が韓国人元慰安婦・金学順(キムハクスン)さんの証言を掲載した1991年の朝日新聞記事を批判。「金学順氏は後に東京地裁に訴えを起こし、訴状で、14歳で継父に40円で売られ、3年後、17歳のとき再び継父に売られたなどと書いている」と記した。だが、金さんの訴状に「40円で売られ」「再び継父に売られた」との記述はなかった。

 植村氏は、自分の記事が雑誌などの櫻井氏の文章で「捏造(ねつぞう)」とされて名誉を傷つけられたとして、櫻井氏と出版3社を相手取り、15年に札幌地裁に提訴。植村氏の指摘を受けて櫻井氏は今年3月の本人尋問で、「間違いですから訂正したい」と約束していた。

 約束を受け、この訴訟で櫻井氏とともに被告となっている出版社ワックは5月26日発売の月刊「WiLL」7月号で、櫻井氏寄稿の同誌14年4月号論文での同様の誤りについて訂正する記事を掲載した。

 植村氏はこの訴訟とは別に、櫻井氏による14年の産経新聞のコラムについて、訂正記事の掲載を求める調停を昨年9月に東京簡裁に申し立てていた。

 植村氏は4日に記者会見し、産経新聞の訂正について「櫻井氏が私の記事を『捏造』と呼ぶ根拠が大きく崩れた。事実に基づかない慰安婦報道を正すという点で前進があった」と述べた。

 産経新聞社広報部は朝日新聞の取材に、「4日付紙面に掲載した訂正文のほかに申し上げることはございません」と回答した。(編集委員・北野隆一)


※追記(2018-07-03) 明治憲法改正の松本案を思いだすようだ。でもないか。

産経コラムの調停、不成立

元朝日記者、慰安婦問題で

共同通信. 2018/7/2 20:38.

 元朝日新聞記者で慰安婦報道に関わった植村隆氏(60)が、産経新聞に掲載されたジャーナリスト桜井よしこ氏のコラムに誤りがあるとして、産経新聞社に訂正記事掲載を求めた東京簡裁での調停は2日、不成立となった。産経新聞の訂正記事の内容に、植村氏が納得できなかったという。植村氏の代理人弁護士が明らかにした。

 産経新聞社広報部は「当社としては6月4日付訂正をもって、できる限りの対応はしたと考えている」としている。

0 件のコメント:

コメントを投稿