2018年6月5日火曜日

GitHub についての説明は「(ソフト)設計図共有サイト」であるべきか?

まあ各方面が嘆くのはこれはちょっとわかるわね。GitHub は git を使ったバージョン管理をするのが機能なので管理対象はオープンソースソフトウェアに限らない (反例としては、ソフトウェアとは全然関係ないただの手稿を管理するとか) ので見出しは誤りだ、というような指摘をすべきなのでは (おそらく) なくて、実際の主な使われ方は圧倒的にオープンソース開発のソースコード版管理なのでそれを適切に日本語にすべきだったということではないでしょうか。少なくとも「設計図」は比喩としてもだいぶ遠いのでは。

GitHub で主によく利用されているバージョン管理の対象はソフトウェアの設計図ではなくてソースコードだし、それはソフトウェアそのものだという話でOKだったでしょうか。 ソフトウェアの実際の設計図としてのフローチャートとか (または UML とか?) とは明らかに違って、ソースコードは (どのレベルまで翻訳されているかとは独立して) ソフトウェア (またはプログラム) の実体 (のひとつ) だし、見出しで導入なしに使う以上比喩ではないだろうし、だとすればこれは誤りつうことなんでしょう。なのでソフトの「設計図」と書くのは避けるべきだったんじゃないかということもあるし、よりマシな方策として、既に存在するカタカナ語で表現した上で必要であれば語の定義を入れるという普通の手続きを踏めばよかったのでは。おそらく記事を書いた人はこういう知恵袋のベストアンサーを見てしまったのではないか、これはこれで最後の4行以外はそれなりに正しいだろうけども。

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