2021年8月9日月曜日

「指定感染症2類から5類へ」論者について、じゅんちゃんのYouTube動画(8月8日放送分)に補足

以下に述べる話の出典はじゅんちゃん (2021年8月8日) によるもので、俺のオリジナルではありません。しかし完全なパクリかというと(それなら動画を見た方が早く(はないが)、)そうでもないのでここに残しておくわけだ。

今年の2月13日から来年1月31日までの間は、COVID-19が「指定感染症」から「新型インフルエンザ等感染症」への感染症法上の位置付けを変更する移行期間である。COVID-19が「指定感染症」に位置付けられていたのは今年の1月31日までだったところ、政令によって来年の1月31日までを期限に伸ばしたのと同時に、感染症法改正(2月13日施行)によってCOVID-19は「新型コロナウイルス感染症」または「再興型コロナウイルス感染症」として「新型インフルエンザ等感染症」に位置付けられており、来年2月1日以降は「新型インフルエンザ等感染症」として扱われる。

したがって以下のテレビ番組で「2類から5類へ」を述べる大木隆生は、これが放送された5月1日時点でCOVID-19の「指定感染症」から「新型インフルエンザ等感染症」への位置付けの変更を知らなかったと見てよい。

ただし以下の tweet を見る限り、7月29日時点で三浦がこの変更を知っているかどうかまではわからないが、依然としてゴミ同然の議論であることは既に指摘されている。じゅんちゃんの話によれば前提を認識していないというもので、それは門田隆将あたりの真性の情弱には当てはまるのだろうが、さすが三浦瑠麗は用意周到に「二類」とは書かないだけの狡猾さを持っている。

この発言への指摘は東京スポーツ (2020年7月29日) でもなされている。東京スポーツのこの記事によれば「5類相当にダウングレードすれば入院勧告や感染者の隔離は不要、医療費の都道府県負担もなくな」り、したがって「感染症法上の位置付け」という表象をいじっただけで自然現象を解決できるはずもないことは読者にはおそらくわかる。まあこの記述だけを持って批判的と解釈できるかというとトーンとしては弱めだとは思うがまあ若干批判的なんだろう。

2021/08/11追記

大木隆生7月30日時点で「2類から5類へ」を言っているのを確認した。彼は以下のように本物の情弱だったのかもしれない。だが日本の市民に対する殺意(未必の故意)だけは本物だ。

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