2021年8月17日火曜日

続・LABOUM 라붐 (らぶむ, らぶーむ) はいいぞ

Shooting Love (푱푱, ぴょんぴょん) みたいに超絶可愛らしくて元気なものから Between Us (체온, ちぇおん)とか Turn It On (불을 켜, ぶるきょ) のようなセクシーぎみなものまである。この大きく分けた二つの特徴を仮に前期らぶむ、後期らぶむとしよう。

前期は Pit-a-Pat (두근두근, どぅぐんどぅぐん, どきどき) やSugar Sugar (슈가슈가, しゅがしゅが), それに Shooting Love のような元気さと可愛らしさで中高生に受けそうなコレオグラフィーと歌詞だったようで、例えば Sugar Sugar ではでっかい熊のぬいぐるみがプロップに用いられるし、What About You (어떡알레, おっとっかれ, どうする) ではソルビンさんが機械式人形として連れてこられるイントロがある。

まあ正直なところソヨンさん以外は初期の頃はステージでの歌が上手くない。ソヨンさんだけ最初期から絶好調なのでやはりメインボーカルの人はすげえなという感じ。ちなみにヘインさんは上手くないわけではないが声量が足りんし、リーダーのユジョンさん(BraveGirlsのゼニガメと同じ名前の別人だが漢字表記までそうかは不明)は高い音が裏声になる。旧マンネ(マクネじゃないのか?スペルがわからん)のユルヒさんはあまり歌わないがラッパーの位置づけなんだろう。I like you (니가 참 좋아, にがちゃむちょあ) でユルヒさんが歌ってるところを見たが、下手だから歌わないというわけではなさそうだ。まあ一つのグループだから足りないところをみんなで互いに補完するんだろうけど、正直なところソヨンさんに補うべきところはない。歌もよくてしかも美しい。ZNさんは美しくてしかもそれが独特の容貌という感じがある。美しくないわけではなく他の人と美しさの傾向がかなり違う。変わった顔つきなんだけど綺麗なんだ。しかも表情が豊かで、パフォーマンス最中の表情は訓練して得られたものなんだろうけど、とにかく表情がよい。嘘だと思う向きは Shooting Love を見るとよい。

後期らぶむではそんな中高生達のリスナーがみんな卒業するか大学も卒業してしまうぐらいの年齢になったためか、歌詞の内容も多分だいぶ大人っぽくなっておる。とはいえ意味は確認していないので全然わからん。

そして Journey to Atlantis (상상더라기, さんさんどはぎ, 想像力プラス) は前期と後期の間の過渡期に位置づけられるように見える。かもしれん。割とおとなしめな感じでアップテンポではないんだけどバラードでもないと思う。曲のジャンルがよくわからんのだけど、曲の内容は「これからあなたと二人で旅に出ようぜ、あんなところやこんなところ行ってみよう」みたいな内容の歌詞なので多分前向きだと思う。たぶん、つらい現実から逃避するための歌ではない

Hwi Hwi (휘휘, ふぃふぃ) や AALOW AALOW (아로아로, あろあろ) は時期的 には前期と後期の過渡期なのだけどまあ前期の元気屋志向と変わらんので、そもそも前期と後期は時期で厳密に分けられる特徴ではないということで勘弁して欲しい。AALOW AALOWは初めのメロディが Cyndi Lauper の Girls Just Want To Have Fun にそっくりなのでびっくりする。日本ではHwi Hwiだけしか発表されていないんだが、どうやら本国のチャートで1位を取ったのがこれだからのようだ。1位を取ったということであればJourney to Atlantis だってチャート逆走で1位を取ったと聞くので本邦で紹介してほしくもあるが、日本語版を出すよりは原語で歌って欲しい。いずれにせよ叶わない夢だ。

ソヨンさんは超絶美しい上に超絶歌がイカすので、できればグループごと売れて欲しいのだけど、事務所が小さいとかでTWICEあたりには張り合うのが難しい事情もあったりするのだろうか。ユルヒさんが脱退してから新マンネのソルビンさんは超絶美しいが歌については初期の頃はあまり。

タイトルの日本語訳はMBCのShow Champion で使われているものを用いた。

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