NHKではシーズン2までしか放送しなかった『マスケティアーズ』の続きをBS日テレで今週からやるようです。吹替でなく字幕なのはまあ低予算なんでしょう。
以前からこのシリーズでは特徴的な荒唐無稽な表現が自分は気になっていたが、本国でもおそらく低年齢向けとして放映されているんだろうと思います。たとえばそれは、殴ると一発で気絶するとか、銃士3人で敵陣を突破するといった超人ぶりの表現がストーリーのそこかしこにあって、それが鼻につくんですね。低年齢向けにしては戦争描写も歩兵エキストラをそれなりに投入してて手を抜いた表現にはなってなくて、予算かかってそうなのですげえなとは思うんだけど。あとはジェンダーイクオリティーとかの人権に配慮した行動を取らせるのは原作から大いに逸脱してるんだろうけど、こうすることでこの現代にドラマ化する意義がだいぶ高まるんじゃないでしょうか。といっても勾留を48時間以内にして取り調べには弁護士を同伴させるとかそういうのではなく、刑事司法は中世-近世のままなんだろうけれど、銃士と同じぐらいにがんばって剣を振り銃を撃とうとするボナシュー夫人はちょっとおもしろいです。まあこの程度なのは配慮してるとは言わんのかもしれんですが。
中でもボナシュー夫人として、のちにダルタニァン夫人となるコンスタンス役のタムラ・カリ Tamla Kari という女優さん(参考画像)とルイ13世の王妃アンヌ役のアレクサンドラ・ダウリング Alexandra Dowling という女優さん(参考画像)が大層いかします。前者は超絶かわいらしく後者は超絶の容姿をお持ちの様子。
0 件のコメント:
コメントを投稿