2020年4月9日木曜日

COVID-19の終息を待っていたのではいつまでも終息が来ずにみんなでジリ貧になるだけである。医療崩壊はもはやどうあっても避けられない。路上に出て首相を引きずり下ろす最後のチャンスは今だ

安倍首相に「早く辞職してほしい」と考えているツイートはよく見かけるのだけど、彼は辞めるつもりがまるでないという(おそらく)事実を忘れている。だからどうすればいいかというと引きずり下ろすしかない。そして街灯に吊るすのである。もちろん彼には正当な刑事裁判を受ける権利があるので、裁判してから街灯に吊るすのでも良い。安倍昭恵夫人と一緒にだ。

そして大事な事は、おそらくCOVID-19の終息を待っていたのでは、いつまでも終息が来ずにみんなでジリ貧になるだけなので、わざわざ1年後の人口9000万人時代を観念して今から受け入れなくても、ここで感染爆発を加速させるリスクをとってデモなどをして首相を取り替えることができたならば、人口大幅減GDP大幅減あらゆる意味で先進国でなくなるとかいうお先真っ暗な未来とは別の未来をもしかしたら選べるかもしれない。

これはしかし、納得して選ぶ人の少ない選択肢だとは自分でも思う。この国の有権者は、私を含めて、「野党に投票するぐらいなら棄権する方が安全だ」と考える程度には政治的非識字(何と言えばいいの?)であるかまたは非ラディカルであるから、韓国の200万人のろうそくデモみたく街頭に出て首相を引きずり下ろす選択肢なんぞに同意するはずもないし、ましてや思いつく事はありえないだろう。でもチャンスは今しかない。待っていれば感染は指数関数的に増加するはずだ(ロジスティック曲線みたいにどこかで増加が減少に転じる変曲点があるんだとは思うけどよくわからない)し、その時点で医療は既に崩壊しているだろう。

韓国はまず民主化がうまく行ったから疾病管理本部(KCDC)が有効に機能したんじゃないかなと思うんだよね。明治以来150年ドイツの真似をしてきたがメルケル首相のもと行われる封じ込め政策ひとつとっても本邦が即座に真似できないしするつもりもないのは明治以来150年、蘭学を含めるとそれ以上の長い(短い?)歴史を持つ本邦の西洋学問導入が小手先だけのコピーに終わったことを示している。知らんけど。中国で清の時代にやってた「中体西用」と同じだろうと。だから今やるべきは、迂遠に聞こえたとしても本邦の民主化こそが先ずやるべきことで、疾病への対応はその後。もちろんこれだと死ぬ人は増えるだろうな。でもここで我慢してても、いずれCOVID-19が蔓延して医療崩壊するのは東京と大阪については確定だし、COVID-19に殺されなくて家でロックダウンを続けても餓死するだけやで。

実現可能性の話をしているのではない。感染が猖獗を極めつつある今デモをしようなんていうのはもちろん、正気の沙汰では無い事は理解しているし、今具体的にいろんな物資が足りない中でデモをするだけに十分な兵站を手配できるとも思っていない。要するに技術的な事はまるで俺はわからない。だけれどもこのまま座して待っていたのでは破滅しかないのであれば、主体的に主権者としてつかみとる破滅の方がマシなんではないかと思っている。横浜市立大のデータサイエンティストの佐藤氏が言っているようなモデルであるから、封じ込めをせず放置しても短期的に収束することはない。したがって医療崩壊も確定した未来である。そこだけはどうあってももう変えられないのだ。であればせっかく外に出ても罰せられないのだから街頭に出て引きずり下ろせばいいのだ。

やるとすれば適切な時機は緊急事態宣言前だったんだろうな。俺にはその瞬発力も扇動力もなかった。とすればやはりもう手遅れなんだな。

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