2018年8月24日金曜日

内田博文『治安維持法と共謀罪』(岩波新書, 2017)

内田博文『治安維持法と共謀罪』(岩波新書, 2017)をよんだ。 大変やな。基本的にはお先真っ暗という話。ただし戦前と違うのは私たちには武器があるんすということらしいので、 まあみんながんばってね。とくに御用の類の社会の中での生命をその武器でなんとかしたいところですわね。

しかしこないだのNHK教育の『ETV特集: 自由はこうして奪われた~治安維持法 10万人の記録~』(2018)で出てきた荻野冨士夫と内田博文はどちらも 超絶な白髪であってつまり、二人とも名誉教授ってことやな。 彼らに文句があるのでは(当然)なく、現役世代の専門家はおらんのか出てこれんということかしら。

出典というか註はいっさいないので、おそらくみすず書房版2冊のダイジェストといったものなんだろうと思っている。いずれそちらも。 しかしまあ精力的に書かはるなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿