2018年8月4日土曜日

2010年代に入ってなお発売されるメガドライブ新作

日本語で記事が紹介されているものだけでこれだけある。2018年中に発売予定のもののリストを見ると大量にあって海外はええなあという感触を抱いた。こういうハードウェアをしゃぶりつくす感じの文化でないのはどういうわけなのか知らんが、むかし本邦でよく作られていた物についてこういうことはよくあるよね。カメラとかフィルムとかもそう。まあみんな金がないのとメーカーが本邦の人間に対して意地悪なのと両方なんだろう。一般的信頼の低さとはよく言ったものだ、知らんけど。
調べてみるとけっこういろいろとある。すごい。Beggar Princeは台湾の作品だそうだ。数少ないメガドライブのRPGなので本邦でも紹介されるべきだったが、1996年だとするとBEEP!メガドライブ も メガドライブFan もとっくに存在していなかったのでは。
  • C&E Inc. (1996, 1998, 2006). Beggar Prince (新乞丐王子).
  • Watermelon (2010). Pier Solar and the Great Architects.
  • Sacha Darko (2015). Sacha Darko's Sacred Line Genesis.
  • Studio Vetea & Watermelon (2016). Papi Commando.
  • Watermelon (2017). PAPRIUM.
  • Big Evil Corporation (TBA 2018). Tanglewood.
  • Bitmap Bureau (TBA 2019). Xeno Crisis.
しかし Watermelon のサイトを見ていると、ちゃんと新作の Paprium なんかは日本語ローカライズ版も製作して売っているところがすごい。本邦の皆様には英語の壁などハードルが高すぎるのかもしれんが、誰か買って正当なレビューをつけてほしい。俺には金がないので無理。

ちなみに Pier Solar and the Great Architects はダンジョンの難しすぎるJ-RPGという感じなので、途中までは楽しく遊んだのだが当時は遊ぶ時間がなくて途中でやめてしまった。今でもメガドライブ版を正規で手に入れることはできそうではあるが英語版のみではある(メガドライブ版の話)。まあいずれにせよ2Dなのにダンジョンが難しすぎるというのがだいぶ特色ある。会話は全部英語だが演出はよくあるJ-RPGそのもので、主人公の少年と幼なじみのヒロインの冒険物語+(途中から)やたら強い親父、といったどこかで見たような感じは受けるストーリーではある。設定はLUNAR2とかテイルズオブファンタジアに近い印象を受ける。戦闘はFFに似た感じだけどより近いのはおそらくLUNAR2ではないか。これはしかしJ-RPGに対する熱烈な愛の表現だとして受けとめるべきなんでは。知らんけど。

しかしこういうレビューは学術上の文章に残ることは決してないんだから、もっと新聞とか本とか紙媒体でもだし、Automatonだかいったようなwebベースでのマガジンとかでちゃんとレビューとか書いといてほしいわな。記録するといった発想がまるでないのが、公文書に対する感覚にもあらわれてるんですよ。ほんとうにはずかしいな。まあ金がないのが悪いんやな。

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